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日本霊異記: 遠いむかしのふしぎな話 (岩波少年文庫 3134)

日本霊異記: 遠いむかしのふしぎな話 (岩波少年文庫 3134)

日本霊異記: 遠いむかしのふしぎな話 (岩波少年文庫 3134)

作家
水上勉
司修
出版社
岩波書店
発売日
1995-11-08
ISBN
9784001131345
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日本霊異記: 遠いむかしのふしぎな話 (岩波少年文庫 3134) / 感想・レビュー

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スノーマン

小2ムスメの好みそうやけど自分で読むのは難しいだろうと、目次から今日はコレ!とリクエストを受け付け読み聞かせ。奇想天外で残酷なものも多いけど、ワクワクが勝ってるみたいで楽しんで聞いてくれた。『母が子を淵に投げた話』は題名だけでディープインパクト。という感じで一遍ずつは楽しいけど、全体を通すとちょっと怪しい宗教PR冊子的な戒めを感じるかも(笑)

2017/05/29

花林糖

日本最古の説話集。薬師寺の僧・景戒の作で原本は116話。その中から著者が選んだ因果応報の仏教説話41編。好みの話からイマイチなものまで様々でした。印象に残ったのは「海に落ちておぼれなかった話」「母が子を淵へ投げた話」「男が早死にする話」「年寄を助けた話」「観音さまからお金をもらった話」。母が子を淵へ投げた話」はどこかで読んだ記憶があるけれど思い出せない。岩波少年文庫なのでさらっと読みやすく、『日本霊異記』全話読みたくなりました。著者あとがきもなかなか面白く◎でした

2017/02/04

Kira

奈良薬師寺の僧が平安時代のはじめに書いた仏教説話集を、作家の水上氏がわかりやすく書き直したもの。庶民の暮らしから生まれた不思議な話は説教に使われたそうで、どくろが出てきたり、動物への生まれ変わりや地獄を見てきた話などが繰り返される。似たような話が続くので、途中で退屈した。すると、仏法布教を目的とした説教が退屈なのは今に始まったことではないとあとがきにあり、なるほどと腑に落ちた。この水上氏のあとがきが、本書で一番面白かった。司修氏の幻想的な挿絵には、見ていて不思議な気持ちになる楽しさがあった。

2017/10/28

tamako

図書館で目に留まって読む。原本の1/3ほどが平易な言葉で現代語訳になっていて読みやすい。薄ら怖い話が多く、それぞれ3ページくらいの短さで投げっぱなしだったりするのが一層怖い。「吉祥天女さまの話」の締めが『お経にも みだりに女性を慕ってばかりいるものは、絵に描いた女にでも欲心がおきる と書いてある。』という、Twitterあたりで炎上しそうなフレーズだったのが印象深い。「母親が子を淵に投げた話」は吉野朔美っぽいな。

2019/12/01

りんふぁ

平安時代にかかれたお話。霊界にいって生き返った話や転生輪廻、因果応報の話がたくさん。いまでも面白い。

2015/07/12

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