若草物語(上) (岩波少年文庫)
若草物語(上) (岩波少年文庫) / 感想・レビュー
扉のこちら側
初読。2015年999冊め。【43-1/G1000】子どもの頃に単行本や文庫で親しんだ懐かしの作品。大人になってから気づく、作中にちりばめられた淑女の教訓と名著の数々。南北戦争の時代で、父親が黒人奴隷解放のため北軍の従軍牧師として出征している一家。慎ましい生活として描かれているけれど、裕福だった頃に比べて慎ましいというくらいで、十分に中流のよい家庭の生活だ。
2015/08/19
ゆう
小学生以来の再読。そのあと映画を観たので、なんとなく話の筋は覚えているけど、細かなエピソードとなるとどんな話だったっけ?と思いながら表紙を開き、物語の一行目を読み始めて目を見開く。ビックリした。プレゼントを買えないクリスマスを嘆くジョーの声が、はっきり聞こえたのだ。背が高く、ひょろりと痩せていて、豊かな髪をもつ女の子が、あーあやんなっちゃうと眉を下げ、私の前に立っていた。そのまま私はあっという間に、物語の中で4姉妹と再会したのだった。私が忘れていた間も、ずーっと私の中に彼女たちはいたんだな。読書は不思議。
2020/02/02
ゆき
12月課題本。小学生の頃好きで何度も読んだ作品。大人になってからは、なかなか読めてなかったので大分忘れてました。 4姉妹それぞれ魅力があって時には失敗しながら喧嘩しながらもそれを糧にして前に進んでいく。お母さんも素敵でした!頭ごなしに反対するのではなく姉妹たちにさせてみて自分達で間違えていることに気づかせる。
2019/11/29
りえこ
従姉妹に、私達って若草物語みたいねと言われたことがあるけど、きちんと読んだことがなかったので読みました。大切なものって、そういうものだなと思う家族の生活が描かれていて素敵でした。
2016/09/07
スズコ(梵我一如、一なる生命)
おじいちゃんが13歳の娘さんを膝に乗っけちゃうんだ、、、とか、お国のための戦争に息子達の命を捧げるのが昔のアメリカでも栄誉だと思われていたんだ(まぁそうでも思わないと本音やりきれないよね)、与謝野晶子はやっぱり偉いな、とか余計な感想を心に思いながらも凄く楽しくて読む手が止まらず、ほぼ1日で読んじゃいました。本当に、小学校高学年から中学生にお薦めだわ。こんな作品を見逃していたなんて、こんなに楽しく読めるなんて、ビックリした。
2021/08/26
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