旧約聖書物語(上) (岩波少年文庫 606)
旧約聖書物語(上) (岩波少年文庫 606) / 感想・レビュー
ヴェルナーの日記
本の題名どおり『旧約聖書』を物語風に著者が書き改めた作品。内容は『創世記』より”第1章.天地創造””第2~3章.アダムとエバの失楽園””第5~11章.ノアの方舟””第37~50章.ヨセフの物語”から『出エジプト記』より”第1章.ヤコブ後のエジプトにおけるユダヤ人の状況””第2~4章.モーセの物語””第5~11章.ファラオとの交渉と十の災い””第12~15章.民のエジプト脱出と葦の海の奇跡””第16~19章.シナイ山への旅””第20章.十戒の授与””第32~33章.金の子牛””第40章.幕屋の建設”と続く。
2017/03/07
たつや
もっと、はじめて聖書に触れる子供たちを意識しラた構成にして欲しかった。もっと、児童書らしく簡略化して良かったと思います。
2017/01/19
かおりんご
児童書。聖書というより、子供たちにわかりやすいように、お話っぽくなっている気がします。しかし、キリスト教のなんたるかをしらない子供が読むにはいかがなものでしょう。ある程度知識があった上で読むにはいいかと思いますが。途中、端折られている箇所ありです。ノアが酔っぱらって裸で寝てしまった、あのシーンがないなんて!(笑)
2017/02/26
棕櫚木庵
上巻は,『創世記』から,『ヨシュア記』のエリコ陥落まで.ヨセフスとモーセの話が大半を占める.▼失楽園が印象的だった.エバが蛇に導かれて楽園の秘密の場所に至るまでの,光に満ちた明るく荘重な光景(p.27).智慧の木の実を食べ,神から切り離されてしまった時の悲しみと絶望(pp.30--32).▼アダムとエバが天使に追われて楽園から出て行く絵を見たことがある.二人の嘆く様子が胸に迫るが,あの嘆きは,物理的に楽園を追放されたときではなく,神から切り離されてしまった時の嘆きだったのだった.
2020/03/05
fseigojp
映画『十戒』の復習になった
2018/10/05
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