ようこそナルニア国へ
ようこそナルニア国へ / 感想・レビュー
Die-Go
C.S.ルイスの伝記を兼ねたナルニア国物語読解もの。子ども向けに書かれていているため、読みやすい。挿し絵を本編の挿し絵を描いているポーリン・ベインズが担当しているのも嬉しいところ。壮大なネタバレがあるため、ナルニア国物語を一通り読んだ後に読んだ方が良い。★★★★☆
2017/01/27
S順子
図書館本。懐かしいナルニア国物語。指輪物語やゲド戦記は大好きだったけど、ナルニアはイマイチな記憶しか無かった。キリスト教的とか、定評の有る瀬田貞二さんの訳が、いかにも児童文学感が押し寄せて苦手だったり(指輪の訳は大丈夫なんだけど)とか。なのに、この本を読んだらナルニア読んだ事にしても良いくらいの解説本なのに、お話を凄く忘れてる事に気付いて、とても気になってしまった。ナルニア読もうかな。
2020/01/28
psy
ナルニアシリーズを読んだのは遥か昔、この本も多分出た時買って読んでナカタものでしたが、読んでみて、そうそう、こういうお話で、面白かったっけな〜とか思いつつ読了しました。ルイスの伝記的記述もあり、ナルニアの書かれた背景的にも読めて興味深く。そしてイラストがとても素敵。新訳は読んでないのですが、そちらも気になってるとこでした。瀬田訳とどう違うのか。特に固有名詞。
2017/10/23
いづみ
ナルニア国と作者について紹介された本。各話の紹介は「ナルニア国物語」を読んでいない人向けというよりは、全てを読んだ人が懐かしめる内容かと。なんせ最後まで全部話を紹介しきっているので。「深い魔法―ナルニア国物語の意味」の章では、アスランその人についてのある意味で究極のネタバレが…。 描き下ろしの挿絵も嬉しい一冊。
2012/05/24
金木犀
19921028初版 岩波書店 A4判変型・上製・144頁・本文4色
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