キルプの軍団 (同時代ライブラリー 40)
キルプの軍団 (同時代ライブラリー 40) / 感想・レビュー
トマス
英語の訓練としてディケンズ『骨董屋』を読んでいた「僕」は、意外な目撃を発端に事件に巻き込まれる。刑事の叔父や、オリエンテーリング部の高校生(を含む大江一家)の設定が効いていて人物をイメージしやすい。文学と出会い、事件に葛藤する「僕」の成長が眩しい。
2019/06/20
hose1239
練達の外国文学の読み手としての大江健三郎の側面がよく表れている
2011/09/06
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