日本語について (同時代ライブラリー 201)
日本語について (同時代ライブラリー 201) / 感想・レビュー
isao_key
言葉について雑誌、新聞などに発表した原稿を元にあらたに増補された本。一番古い発表は1954年8月である。内容に重複があり、特に当用漢字を制定したとき中心となった山本有三には手厳しく非難を加えている。当用漢字の弊害について、現行の常用漢字にも当てはまる意見だが、漢字制限派の人たちは、1850字の当用漢字で使用数の90%以上をカバーでしているのだから、これでよいのだと議論する。しかし問題はいくつ字数を知っているかではなく、必要なときに、その高度の概念を表現する使用頻度の低い単語が使えるかどうかなのだという。
2013/11/27
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