詩人であること (同時代ライブラリー 323)
詩人であること (同時代ライブラリー 323) / 感想・レビュー
natsumoto
死ぬことや時代のこと、ことばのことやそれからもちろん詩について、くりかえしくりかえし考えるのだな。ナイーブであることはかんたんだけれど、ナイーブでありつづけることは、それは努力によるのだろう。ひとつのことをずうっと考えてゆくことは、考えるのに慣れること、便利な合言葉をつくることではなくて、むしろ逆のいとなみなのだ。最果てを見つめつづけ、そこに身を置きつづけるのでなくては、すぐに感覚鈍磨におちいってしまう。
2009/08/10
アシタバ
この人の死者のとらえ方が好きです。確かに死者とは生きている人の感覚ですね。あとたくさんの人の言葉から引用してくるので1つの案内本とも言えると思います
AppleSugar
TBD
2017/07/01
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