原発は火力より高い (岩波ブックレット)
原発は火力より高い (岩波ブックレット) / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
読みたかった本。交付金食いつぶし(8頁)。電力料金アップか、柏崎刈羽再稼働か、除染費用を出さないか、選択肢は狭いとのこと。東電の経営体質は、かつての銀行経営のようで、ツケの先送りが問題だという(28頁)。昨今の五輪招致は強引な手法。原発は不都合を隠す手法か。セシウム回収型焼却炉付森林バイオマス発電が除染に有効とのこと(33頁)。普及をお願いしたい。厳格な安全基準の設定(62頁)。地域分散ネットワーク型が求められる時代に(66頁)、安全安心な環境保全型農業、農業の六次産業化はシステム選択の問題と(70頁)。
2013/09/06
紫光日
この本は難しい内容かもしれないが、原発維持すると国益が減るというデータはお見事である。更に、「集中型」から「分散型」に変えていくのも納得できる。
2014/04/08
たろーたん
何も知らなかったんだけど、よくよく考えると怖すぎじゃない?こんな危ないものを一企業が管理してるんだよね。国の論理で「活断層で危険です」と言っても、「受け入れられんし、自主的にやろうとしたらこっちのお金を使わなくちゃいけないし」と言われたら、廃炉のために交渉しなくてはならず、災害の被害を受けるのは国民だ。そもそも、企業だからお金のためにやっている。そして、お金を儲ける手段としては原発コストを引き下げることしかなく、それは安全投資をできるだけ少なくして、(続)
2024/09/06
てあて・あら木
確かに。 そうなんだろう。 こう言う本を読むと世の中が本当に分からなくなる。
2018/11/21
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