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「みんなの学校」から「みんなの社会」へ (岩波ブックレット NO. 997)

「みんなの学校」から「みんなの社会」へ (岩波ブックレット NO. 997)

「みんなの学校」から「みんなの社会」へ (岩波ブックレット NO. 997)

作家
尾木直樹
木村泰子
出版社
岩波書店
発売日
2019-04-06
ISBN
9784002709970
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「みんなの学校」から「みんなの社会」へ (岩波ブックレット NO. 997) / 感想・レビュー

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モリー

この本に今めぐり会えて良かった!部分的な感想で恐縮ですが、ここだけは記録しておこうと思ったのが次の箇所です。以下、尾木ママの言葉を引用。「あいさつを強要すると、先生は本当の子供の姿が見えなくなってしまいます。「運動」として押しつけることでその子のその日の体調や気持ち、周囲のことが見えにくくなるおそれがありますよね。子どもと先生の関係を断ち切ってしまうのが「あいさつ運動」の本質なのです。」その通りだと思います。我が子が通う学校でも「あいさつ運動」が行われています。この本を生徒指導の先生に進呈したいです。

2019/09/21

ネギっ子gen

【正解のない問いを問い続ける大切さ】どんな子にも居場所をつくる教育を実践する大阪市立大空小学校の日常を追った映画『みんなの学校』で話題の元校長と、教育評論家・尾木ママが熱く語り合った、ブックレット。対談の企画者・丸山剛氏は「はじめに」で書く。<本書は、尾木直樹さんと木村泰子さんの対話から、学校現場が抱える課題とこれからの社会を生きる子どもたちに必要な力を整理したうえで、道徳の教科化の問題を指摘するとともに、自分を変えるためにシンプルで有効な考え方を示しています>と。それが「みんなの社会」へ繋がる力に――⇒

2023/06/15

たまきら

薄い小冊子ですが、自分がもやもや漠然と感じていた道徳教育への不安、前例が幅を利かせるさまざまなしきたりのもたらす閉塞感などについて「そう!じぶんもそれが気になっているんだ!」と気づくことができました。教育者だから、気づいてくれる、気づかせてくれる。50ページもない本ですが、一読の価値がある一冊だと思います。

2020/03/26

ベランダ

子育てって大変だ…涙。学校とは、親としては次世代育成のタッグを組んで欲しい存在だったが、大事なうちの子をどうするつもりやねんってことになっている。本音で話すのって難しい。できたら木村先生が言ってくれているリーダーシップを学校が発揮してくれたらうれしいんだけれど、どうしてか上の都合のよいように上意下達で押し付けられ、しわ寄せは、いじめ問題や家庭内の虐待問題に現れる。いじめ問題の解決が決まった価値観の押しつけの道徳教育でできるって誰が信じる?誰も信じてないと思うけど。もっとあたたかい社会を作りたいですよ。私は

2021/02/01

サラダボウル

映画をまだ見てないのですが、話題となった公立小学校ドキュメンタリー映画の校長先生と尾木先生の対談イベントの書籍化。普通でなければならない事、当たり前であるべき事、がこどもを苦しめる。今後はこどもを主体としていく。私は高校まで公立校に通ったが、色々な幸運に恵まれて、ここで語られている事に近い環境で育った。昔から良い先生はたくさんいる。なので親になって、こども達に主体的に考えさせない(保護者も含めて)教育にびっくりした。これからも答えはない。私自身、模索し参加していかないとね。

2019/07/12

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