KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

嵐 他二編 (岩波文庫 緑 24-1)

嵐 他二編 (岩波文庫 緑 24-1)

嵐 他二編 (岩波文庫 緑 24-1)

作家
島崎藤村
出版社
岩波書店
発売日
1956-03-26
ISBN
9784003102411
amazonで購入する

嵐 他二編 (岩波文庫 緑 24-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ZEPPELIN

島崎藤村の自伝的小説、と呼んでもいいんだろうか。子供たちの成長と、父親である自身の老化。これはどちらも避けられない。もちろん、逆らうことも出来ない。それを受け入れた上で、慌ただしかった生活を省み、自分は子供たちに何をしてたのか、またはこれから何をしてあげられるのか。巣立っていく寂しさに負けて落ち込むよりも、子供たちの未来の明るさを応援していこうという父親の優しさが感じられる。2万円を得た時に分配を悩む様子はなかなか現代的

2015/01/10

入江

朗読のにて聴了。「破壊」を読んだときにも感じたことですが、島崎藤村って優しい人なんだろうなぁという感想を持ちました。

2015/09/18

4人の子供を男手一つで育てる「嵐」の中から、一人また一人と子供を巣立たせる穏やかな父の話。

2018/08/03

ゆかっぴ

初島崎です。なんとなく「破戒」とか重そうで試しにこちらを読んでみました。子供を想う父親の様子が窺われる作品で優しい気持ちになれました。

2014/05/05

わんわん

巣立つ子を見送るのは寂しいものだなあ

2024/05/18

感想・レビューをもっと見る