露伴随筆集 上 考証篇 (岩波文庫 緑 12-12)
露伴随筆集 上 考証篇 (岩波文庫 緑 12-12) / 感想・レビュー
双海(ふたみ)
私のような阿呆には難解で仕方がなかったのです・・・。漢学の素養がないから。ついていけない。これ、下巻もあるんだけどどうしよう。
2015/08/23
壱萬参仟縁
漢文も多彩に展開する。難解な文章である。佐藤信淵(ひろ)氏の農書(33頁)。灰と炭の字義が説明される。蒲生氏郷(うじさと)が出てくる(117頁)。市民大学院でも二宮尊徳の研究でも取り上げられた人なので、覚えておきたい。「古の油筒をうつして水仙を挿し、山科の丿(べち)貫(かん)は、竹の糊壺そのままに朝顔を生けたりといへば、花器ならぬものを用ゐるも風雅の余りなり、これも強ひては悪むべからず」(117頁)。しまの字義はすぢ、柳条の条(145頁)。中国の宋代、明代など人名かなり出るため、難解。支那人は平和と道徳→
2013/10/03
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