世界の歩み 上巻 改版 (岩波新書 青版 15)
世界の歩み 上巻 改版 (岩波新書 青版 15) / 感想・レビュー
coolflat
大航海時代~1830年の七月革命(イギリスの第一回選挙法改正辺り)までの西洋史。ところで世界史を学ぶ上で肝になるのは、歴史の流れをつかむことだと言うが、この上巻で扱っている時代は、ポルトガル→スペイン→オランダ→イギリスというように、大航海時代からの世界の覇権国の変遷史であるわけだ。この歴史の流れが正に流れるようにして理解できるのが本書の凄いところだろう。古いのだが古びたところはほとんどなく、難しい語句もない。下手な参考書を読む前に本書を読むことをお勧めしたい。入試の論述にもかなり対応できるように思う。
2015/11/05
かみかみ
1949年刊行の大航海時代から第二次世界大戦に至るまでの通史で、上巻はフランスの七月革命まで収録。忙しい一般市民を対象に簡潔かつ要点を押さえた文体で、今読んでも読みやすい。大航海時代の覇権国家の変遷や市民革命の経過と意義の解説については名文だと思った。
2021/06/04
脳疣沼
はたしてこの本が現在に持つ価値とはどんなもんや?ぼくは歴史を学び始めなもんでよく分からん。現在の歴史学から見たときの評価とはいかに? でも読んでいると勇気づけられる。人類は進歩しているのである。
2013/11/17
moc7
読書メモを書きました。 http://blog.livedoor.jp/moc7/archives/51338572.html
2009/12/18
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