世界の歩み 下巻 改版 (岩波新書 青版 33)
世界の歩み 下巻 改版 (岩波新書 青版 33) / 感想・レビュー
coolflat
1830年の七月革命後~冷戦初期(1949年のNATO成立)までの西洋史。ウィーン封建反動体制→自由主義→帝国主義の時代。ニューディール政策とファシズムについて。ニューディール政策もファシズムも、大統領(首相)の権限を強化し、かつ経済に対する国家的統制を強化したこと、及び大規模な公共事業によって失業者の救済を図ったという共通点がある。異なる点は労働者対策にあり。ニューディール政策は、労働組合を公認し団体交渉権を与え、かつ最低賃金制や最高労働時間性を制定した。人権や民主主義を悉く排したファシズムとは全く違う
2015/11/06
かみかみ
19世紀半ばから20世紀の二度の世界大戦までの西洋史を解説。今まであまり気にしていなかったコントの進歩的実証主義に関する記述が印象深い。ニューディール政策も全体主義も、国家による経済的統制の面が強いのも気に留めておく必要があると思った。
2021/06/07
moc7
読書メモを書きました。 http://blog.livedoor.jp/moc7/archives/51338572.html
2009/12/18
感想・レビューをもっと見る