日本語はおもしろい (岩波新書 新赤版 373)
日本語はおもしろい (岩波新書 新赤版 373) / 感想・レビュー
佐島楓
「なぜこのような用法があるのか」から始まる言語学入門書。普段何気なく使っていることばでも、見つめ直すととても不思議。たとえば助詞の使い分けは誰でもできることだけれど、その定義を言語化しようとするととたんに難しくなる。なるほど、日本語はおもしろい。
2015/01/16
近衞孝親
非常に面白かった。方言に関しては、非常に充実した内容になっていると思う。索引に関する項目はもう少し掘り下げて検証して欲しかった。
2013/03/13
よみにゃん子
確か大学入学時の課題読書本でした。といっても決して堅苦しくなく、日本語学に関する豆知識が満載でわかりやすい内容でした。自分の興味のある分野を探し出すには丁度良い、日本語学の入門書のさらに入門書といったところです。
Akiro OUED
パーティーという外来語を日本語で主流の平板アクセントで発音することで、二つの意味を持たせた。フォーマルとカジュアル。確かに面白い。政治屋の密室談合を平板アクセントで「デート」と表現しても、気味が悪いだけだがね。SNSの文字表現にアクセントを取り込めれば、誤解が減るかもね。
2021/06/11
近藤こたつ
柴田武著『日本の方言』が面白かったので、同著者の新書を買ってみた。日本語話者として日本語のことを考えるとのはおもしろい。柴田さんの本は特にまとまっていてわかりやすい、読みやすいから好き。
2019/05/02
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