地球温暖化を防ぐ: 20世紀型経済システムの転換 (岩波新書 新赤版 529)
地球温暖化を防ぐ: 20世紀型経済システムの転換 (岩波新書 新赤版 529) / 感想・レビュー
はっせー
再読した!相変わらずとても勉強になった! 今から20年以上も前に出された本だが今の時代にも使える知識が多かった。環境問題に対するデータは古いが、佐和さんが用いた理論などはとても面白いアプローチもあった。原子力行政は私も勉強している分野なのでとても役に立つものであった。炭素税について環境経済学からのアプローチは今後世界的に起きることかもしれないと思った。日本もいずれ炭素税を導入してくる世の中になるかもしれない。経済被害が少ないときいて本当に安心した。環境問題の本をまた読みたいと思った!
2020/02/06
ノイス
京都議定書採択直前の考察ということでやや古いが、地球温暖化の基礎科学的・社会学的概要と対策として考えられうる凡その要素を知る分には十分すぎる内容。筆者がなかなかの慧眼で、予測の文章を現状に照らし合わせて繙いていけるため、いちいち本書の内容と現在を比較しながら読む必要はあまり無い。強いて言うなら炭素関連に話を絞り過ぎているのと(今やリグレットどころではない異常気象の連鎖に見舞われている一方、本書の数年後に温暖化の停滞という奇怪なことも起き始めている)、図形的思考を交えた図の読み取りが複雑であることか。
2015/06/09
しみず
少し前の本であるが、地球温暖化について様々な視点から書いてある。 主に経済の面から見た温暖化対策がなぜうまくとれないのか等。 一面的に見るのではなく、副次的な要素も考慮する必要がある。 例えば省エネなどであれば先行投資がいくらで、いくらずつ回収していけるのか等。
nagasaki
少し前の本であるが、地球温暖化について様々な視点から書いてある。 主に経済の面から見た温暖化対策がなぜうまくとれないのか等。 一面的に見るのではなく、副次的な要素も考慮する必要がある。 例えば省エネなどであれば先行投資がいくらで、いくらずつ回収していけるのか等。
2013/07/14
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