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日本の地名 続 (岩波新書 新赤版 559)

日本の地名 続 (岩波新書 新赤版 559)

日本の地名 続 (岩波新書 新赤版 559)

作家
谷川健一
出版社
岩波書店
発売日
1998-05-20
ISBN
9784004305590
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日本の地名 続 (岩波新書 新赤版 559) / 感想・レビュー

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お萩

動物がもつ神性、尊ばれるものもあれば畏れられるものもあり。鶏が死者の国に属する鳥というのが意外で面白かった。(私の中では鶏=頭の悪いイメージがものすごくあることも判明)夢野の鹿の話が人間的ながらもどこか幻想的で、残酷で、秋の夜に読むに相応しい。それから猫と野良犬の地名。楽しそうでいっそ羨ましい。それにしても、知ってる地名が出てきた時のテンションの上がり様と言ったら...!

2015/09/14

takao

ふむ

2020/07/28

rincororin09

小さな地名一つに膨大な歴史であったり人々の暮らしとか願いとか…そんなようなものが詰まっている。「そうだったのか!」と何度手を打ったことか。住居表示法が戦後最大の暴挙というべき地名改悪をもたらした…というあとがきのコメントに快哉を贈りたい。 北海道にアイヌ語に漢字を充てた地名が多いのは当然のこととして、本州にもたくさんあって、さらにそれが古来からの暮らしとか歴史とかと深く関わっている…というあたりはもっと我々がちゃんと知っておかないといけないことのような気がする。

2021/05/14

nata

前作と同じ感想。新書のボリュームゆえ駆け足になっている部分もあるのかもしれないが、推測に頼っているように感じる部分が多い。

2016/08/22

にゃん吉

全国から採取した動物(哺乳類に限らない)地名について、風土記等の種々の文献を引用しつつ簡潔に解説されています。著者の分析、解説では、①動物の漢字が用いられているが、動物とは関係ない地名もあれば、②動物の漢字は用いられていないが、動物に由来する地名(古語、当て字、方言、狩言葉、転訛等々、色々なケースがあるよう)もあったりするらしく、素人目には相当に複雑です。例えば、妹背牛、鶴子山という地名は①で、安口、池月島、一青、東金という地名は②とのこと。正編に続き、著者の地名に対する愛が感じられる一冊でした。  

2021/02/24

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