思春期の危機をどう見るか (岩波新書 新赤版 998)
思春期の危機をどう見るか (岩波新書 新赤版 998) / 感想・レビュー
takao
ふむ
2024/04/01
CBF
(★★☆☆☆) 情報化の進展など、社会を取り巻く環境が急速に変化するなかで、いま子どもの世界に何が起きているのか。今日の子育てや教育の問題点とは。現代における「思春期」の意味を改めて問い直すー。子ども目線を大事に、という全体を通しての主張はその通りと思ったけど、いくつかの提言は理想論すぎる気も...例えば、家族揃って食事を、というのは、言うのは簡単でも今や共働き家庭ではなかなか難しいのでは。 『子どもの問題は、子ども自身に相談し、子どもと対話を重ね、子どもの考えを聞くことです。』
2019/09/15
unamaster
著者が尾木ママだということは購入後知りました。認知主義的な学力観、詰め込み方式はダメ。心を育てよ。といい、「地球市民」を養成せよとなんども書いています。その他具体的な教育行政の改革を示してはいますけれども、行政とはその方向性が間違っていれば間違うものでして。方向性は正しいのでしょうかね?「地球市民」の養成で。
2017/10/31
さのかずき2.0
難しい年頃にこそ大事なのは子どもの目線なんですね。あと、なんとなく遠ざけてたキャリア教育なんてのも思春期の子どもたちの生き方に関わるのでバカにできないなあ、と。
2015/04/29
鵜殿篤
10年以上前の本で、個々の事例(学力やキャリア教育等)は多少古くなっているけれども、基本的な考え方は古くなっていないと思う。子どもの社会参画を促進する考え方は、これからますます重要になってくるだろうと思う。
2019/09/08
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