「悩み」の正体 (岩波新書 新赤版 1068)
「悩み」の正体 (岩波新書 新赤版 1068) / 感想・レビュー
kinkin
悩み・・・・どこからかが悩みなのか、人それぞれだ。人は昔から何かに悩んできたのは確か、ただその質が変わったのか、それとも悩みの量も増えてきたのか、「悩み」というものの研究や追求が進んできたこともあるせいなのか。悩みの正体が少しは分かるかもしれないと思い読んだ。正直書いてあることが正体なのか背景なのかは分からなかった。「悩み」ということにメスを入れることは容易ではないし、それを探ること自体、他人事だから出来るのではないか。人に相談出来る悩みはともかく出来ないから辛いのだと思う。
2015/04/04
つきかげ🌙
個人的な悩みよりも社会的な悩みを扱っているようだ。 自分の悩みについても考えてみよう。
2024/07/26
paseri
豊かになったからこそ生まれてきた様々な「悩み」を現代人は抱えているように思います。それらに対して的確な指摘を与えてくれるのが香山リカさんです。物質的であるよりは、精神的なもので悩み、解決策が一人一人で異なってくるのが特色なのでしょうか…?「新型うつ」にも少し触れられていて、興味深い一冊でした。
2015/05/30
ハチドリ
それははたして本当に悩まなくてはならない悩みなのか。そうでないはず。まではわかるけど、そんな悩みを持ってしまっている人には、だから何だろう?ってとこかな。本当はそこからが欲しい気がします。
2016/01/24
はく
親の介護が原因でうつ病や過呼吸をおこし精神科を受診する人も少なくないとう。うつ病は七人に一人ががかるありふれた病気らしい。さまざまな悩みを紹介されていが、結局悩んでる本人より、社会や世間の問題なのではと提唱している。人生に落ち込みや悲しみはつきもの。立ち止まってため息をついてもいいのだ。と悩むことの必要性についても触れている。個人的には将来を不安がっている妻に「結婚は失敗だったのだろうか」の章を読ませたい。
2015/01/10
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