日本語の源流を求めて (岩波新書 新赤版 1091)
日本語の源流を求めて (岩波新書 新赤版 1091) / 感想・レビュー
榊原 香織
日本の弥生時代はタミールより、てどうしてこうなったんだろう。 日本語とタミール語、似てるように思えない。 そっくりな壺とかはあるけど、輸入されたのかもしれないし、船乗ってきた人もいたかもしれない。 五七七という歌のリズムも一緒ですって。 日本語タミール起源説は無理あるように思うけど(中韓を出し抜いた満足感があるのか)
2022/05/18
ふくとみん
大野晋最後の本と思います。母音終わりのポリネシア語のひとつが使われていた日本にタミル語が到来してヤマトコトバが作られたとする説明。本を読む間はなるほどと思うけどそこまで海上交通が可能であったのか不思議な気にもなる。若い頃読んだ懐かしさで読みました。
2024/09/17
プリン
2015年の最初に読み終わったのが本書。日本語タミル語起源説の著者がこれまでの研究の総まとめとして記した最後の著作。wikiあたりに目を通すと著者に対する批判が優勢とのことですが、本書を読むともうこれしかないという気にさせられます(素人なもので)。日本語そして日本文化の源流に興味のある人なら必読です。
2015/01/02
takeapple
日本語タミル語起源説についてのわかりやすい解説本。批判されればされるほど、著者の学説は自身の中で強固になっていくんだろうなあ。とっても面白い。
2012/04/01
kaizen@名古屋de朝活読書会
日本は極東で大陸の端。 多くの文化を受け入れ。 4大文明のインド文明と中国文明のよいところを入れてる。 仏教と儒教は日本文化の基礎の二つ。 言語の面では漢字が中国の文明の資産。インド文明の遺産も不思議でない。 本書は当然のことを一つの筋書きで書き下した物。朝鮮半島の言語と日本語との間の関係の分析は、隣接している国であるため、重要。 一番近くの言語との関係と、それ以外の言語との関係を、体系的に説明してもらえるとありがたい。 アイヌ語との関係が分かると嬉しい。http://bit.ly/10CJ7MZ
2008/06/30
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