豊かさのゆくえ: 21世紀の日本 (岩波ジュニア新書 173)
豊かさのゆくえ: 21世紀の日本 (岩波ジュニア新書 173) / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
もう少し簡単な話でもよいのかもしれない。 豊かさしか味わっていない子供がいる。 豊かさしか味わっていないこともには、豊かであるという概念は伝わらないかもしれない。 言葉では、伝えられないし、分からないかもしれない。 豊かでない人が、直接話しをしないで伝わることの方が怖いかもしれない。 豊かでない家庭もある。 豊かでない現実をどのように考えるとよいかの助け舟があるとよいかもしれない。
2019/08/07
ちくわん
1990年6月の本。佐和氏曰く「戦後復興期、高度成長期、オイル・ショック、経済大国化という日本経済の戦後40余年の軌跡」。「豊かさ」とは何かを問う。視点が1990年なので「バブル」というキーワードが出てこない。逆に、この時点で挙げられた問題(経済、政治、教育、東京一極集中、二世議員等々)の背景が理解しやすい。何も解決していないが、何もなされてこなかった訳ではない。
2021/10/22
RingWondeRing
70年代生まれの若者に向けて書かれた1990年の本。どっかで読んだことのある話だけど、実は20年前からここに書かれてた、って感じです。この本の中で書かれた未来のゆくえ・問題はこれまでの20年間、そっくりそのまま先送りされている。東京とそれ以外、高齢社会、炭酸ガスの問題、貿易の問題、仕事と余暇の問題などなど。違うのは、この本に書かれている未来(2010年には・・・)が、既に「今」であること。
2010/06/16
Naota_t
2011/05/17
2011/05/17
かしぱん
自分が生まれた年にかかれた課題がいまとなっても問題となっていますね。
2011/03/22
感想・レビューをもっと見る