ピーター流生き方のすすめ (岩波ジュニア新書 625)
ピーター流生き方のすすめ (岩波ジュニア新書 625) / 感想・レビュー
Lee Dragon
「自分の人生の主人公は自分である」当たり前のことなんだけど、そのことをみんな忘れている。ネットやオンの環境は面白いけど本当に自分が人生の主人公になるためにはオフラインの環境に身を置かなければいけない。 藤原正彦氏は好きなんだけど、自分の国を持ち上げるために他の国を非難することは逆説的にその国を下げていることになる。これは国家だけではなく、個人間においてもなるほどそうだなと思える。 良書
2019/12/07
Mayu
書かれていることは決して目新しくない、一言で言えば「自分の人生を自分を主人公にして生きよう」ということなのですが、実体験に基づいたわかりやすい言葉で語られていて、心にしみました。家に人を呼んで一緒に時を過ごすこと、セレブやアイドルではなく身近な人に自分が尊敬できるロールモデルとなれる人を見つけること、物に生き方を左右されないこと、オフラインで集中して取り組む時間を作ること、溢れている情報に振り回されず自分が興味をもつことを掘り下げて学びを楽しむこと、など堅実に現実の世界の幸せを追求する指針と感じました。
2021/04/16
Ayakankoku
2年ほど前に講演会に行き、サインをしていただきずっと積読だった本m(._.)m何事も鵜呑みにせずに、自分で考えること。他国を理解する際に、一部だけを取り上げて全てを理解した気になってはいけないという部分等が印象的。
2021/01/04
Cornelius
以前、ピーターさんの講演会を聞く機会があり、とても共感できたことを期に、著書を図書館で借りてきました。 どの内容も、自分にとっては目から鱗の内容ばかりで、このときをきっかけに物事の捉え方を意識的に変えたことをふと思い出しました。 対象者の年代は中学生あたりですが、大人が読んでも充分満足できるものでした。
2019/10/23
ちくわん
ペーターさん3冊目。「自分の人生の主人公は自分自身」がテーマ。そのため、「時間の無駄」を減らす努力が必要。親として子供にTVを見るな!ではなく、その番組は必要か!という問い(!では問いではない)が必要と痛感した。 さて本題、P191からの『国家の○格』に対する見解。予想外の展開であったが、『国家の○格』を読んだ時の違和感を見事に証明している。経験に基づく考え方としてペーター氏は語るが、やはり「数学者」。ここからの展開は正に「論証」。比較についても数学の世界では、国別対抗での是非はない。さすが。
2018/01/14
感想・レビューをもっと見る