スポーツ科学の教科書――強くなる・うまくなる近道 (岩波ジュニア新書)
スポーツ科学の教科書――強くなる・うまくなる近道 (岩波ジュニア新書) / 感想・レビュー
kana
中2次女が学校から。小説好きな彼女にしては珍しいチョイスと思いつつ、部活に役立つかも。あれ、筋肉体操の先生が書いてるんだね、と言ったらびっくりして更に興味が湧いたよう。色々な角度から端的にわかりやすく説明されていて思ったより読みやすい。母としては「スポーツ栄養学」を参考にします。子どもたちはストレッチの大切さ等々再認識。コーラ飲んでもいいんだ♬専門用語もあるけどページ構成が見やすいのと、間に「スポーツテストでズルする方法」などコラムもあって、見た目地味な本だけど、結構楽しめた。
2020/06/29
Nobu A
スポーツ上達本や健康促進・体力向上本が巷に溢れる程あるが、独り善がりなものも多い気がする。これまでの研究知見を基にスポーツ科学を体系的に概観。運動生理学、機能解剖学、バイオメカニクス、トレーニング科学、栄養学、運動と健康の科学の6章構成。スタートダッシュとトップスピードの動きの特徴、広背筋の働き、テコの原理の応用、筋トレで付けた筋肉や高地トレーニングの留意点等、一問一答式で興味深い内容満載。サプリメント摂取時の注意事項等までにも及び、とても勉強になった。帯の「筋肉は裏切らない!かどうかはやり方次第」が乙。
2019/09/16
takizawa
スポーツ科学は物理や化学をベースにした理数系の学問である。筋トレの最中に大声で叫ぶことは科学的には根拠がある(pp.14-17)、有酸素と無酸素は強度の違い(pp.18-21)、ボールを投げる時は腕ではなく足(骨盤の回転)を使うのがポイント(pp.78-81)、プライオメトリクスやクイックリフトなどのパワー発揮トレーニングは発達させた筋肉を動的な競技動作で存分に使えるようにするために必要(pp.122-125)等の小ネタだけでも面白いのに学問的な体系にも目配りされている点がとても良かった。
2019/09/08
ちいちゃん
素晴らしい。非常に参考になった。
2016/03/10
読書の鬼-ヤンマ
2011年12月20日第1刷、図書館本。健康寿命、気合と根性VS科学理論。P6:筋肉:生まれ持った筋肉の質で決まっており(遺伝)、大きくは変わらず。マラソン選手が100m走に転向し活躍した例は、ない。P23:脂肪燃焼20分以上:運動開始20分以上経つと脂質利用率が上がる。P31:朝礼脳貧血を起こす原因。P33:エコノミークラス症候群の予防法。P62:肩甲骨体操。P159:朝陽を浴びて体内時計リセット。夜更かし+朝食抜き=時計遺伝子誤作動。早寝早起き+朝食+持続的ウォーキング等の生活習慣。コーラ?、飲まず。
2023/01/19
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