魔女ランダ考: 演劇的知とはなにか (岩波現代文庫 学術 70)
魔女ランダ考: 演劇的知とはなにか (岩波現代文庫 学術 70) / 感想・レビュー
らむだ
“むろんこの本の狙いそのものは、もっとも端的にいって<演劇><子供><女性><暴力>という、<近代の知>ひいては<哲学の知>が軽視し排除したものの持つ問題性を掘り起こすことであり、そのことによって<近代の知>や<哲学の知>を問いなおすことにある。”というあとがきの言葉通りの本。巻末に人名・事項の索引あり。
2013/06/14
bittersweet symphony
手元にある同時代ライブラリー版は未読本棚最古参のひとつ。読み始めて佳境に入った所で訃報が報じられて驚く。20世紀には実にたくさんの人たちが西欧近代の知の枠組みを克服しようと活動していたわけですが、その一人という事になります。それが原風景となって久しい今日この頃。
2017/09/07
コジターレ
読メ登録前に読了。興味深い内容だか、僕にはちょっと難しかった。
s2s
悪とはなにか?
2005/02/17
atk
むかーしむかし、「女性原理」という言葉がもてはやされたことがあって(局地的にだったのかも)、もてはやされた割に内実がよくわからなかったのだが、多分これはネタ本の一つだったのだろう。もしかしたら唯一だったのかも。積年の疑問がはれてすっきり。昔の大学の先生は楽だったなあとか。
2009/06/03
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