青年茂吉「赤光」「あらたま」時代 (岩波現代文庫 文芸 27)
青年茂吉「赤光」「あらたま」時代 (岩波現代文庫 文芸 27) / 感想・レビュー
KAZOO
北杜夫の父親で医者で短歌で有名な斎藤茂吉の生涯をその作品を中心としながら4冊の本にまとめたものです。最初の巻では、「赤光」「あらたま」時代ということでその作品の書かれた背景や出来事を中心に書かれています。若いころからかなり短歌の世界に入り込んでいたのですね。また北杜夫は自分が文学の影響を受けたのはトーマス・マンやヘッセではなく父親の作品であるといっています。
2024/02/07
kaizen@名古屋de朝活読書会
#感想歌 精神科心と体均衡を自殺防止は三代続く #説明歌 赤光読み感想書く前理確認す息子の理解と自分の理解
2016/04/22
えこーづ
短歌はまだわからない。
2014/04/13
方々亭
父斎藤茂吉についての評伝で、年代ごとにまとめられ全部で四巻ある。北杜夫の、最後の纏まった仕事になるのかな?私自身は短歌に馴染みがないので読み通せるのか不安だったが、全くそんなことはない。身近な人間から見た人間臭すぎるエピソードが沢山出てきて飽きさせない。一念発起して『赤光』でも読んで見ようかという気になった。
2023/09/12
ポカホンタス
茂吉研究の一環として読んだ。掘り出し物的な情報がいくつかあり、大変役に立った。両親の性生活のことまであからさまに書かれていてこちらが恥ずかしくなった。雑誌連載されたものだが、明らかに文章が途中からハイになっている。書いている間に、うつ状態からそう状態になったのかな。そういう面白さもあった。
2020/06/24
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