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ぺてん師列伝: あるいは制服の研究 (岩波現代文庫 文芸 68)

ぺてん師列伝: あるいは制服の研究 (岩波現代文庫 文芸 68)

ぺてん師列伝: あるいは制服の研究 (岩波現代文庫 文芸 68)

作家
種村季弘
出版社
岩波書店
発売日
2003-04-16
ISBN
9784006020682
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ぺてん師列伝: あるいは制服の研究 (岩波現代文庫 文芸 68) / 感想・レビュー

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eirianda

いかに外見と所作が(正直にありのままの自分でいることより)社会を生き抜くには大事なことかがわかった。気づくのが遅かった…。此の期に及んでは、せいぜい他人の外見と所作に騙されないように、注意深く生き延びるしかないわ。とほほ。

2014/10/24

AR読書記録

種村季弘・その2。これ読むと、価値観の逆転、越境、それも鮮やかに瞬時に行われる対極から対極への大転換、そういったものにとても興味を持ってた人なんだなと思うし、読んでるこちらも興味を持たずにはいられなくなる。そうした転換を容易に起こす、些細といえば些細な装置であるところの制服。たかが服だけれども、外面の一要素にすぎないけれども、それに大いに人は翻弄されるし、規定されるし、またある集団だけでなく国をあげて同じような装いが強制、要請されるシチュエーションを想像したらそら恐ろしいし。いろいろ考えちゃうな。

2014/10/07

いなお

研究とは銘打っているけれど制服を用いたぺてん師の話を紹介しているだけだと思った。でも面白かったです。

2012/04/22

編集兼発行人

近世から近代にかけての西欧にて世間を誑かした人々に関する評伝。心理的に共通する構造として自身の中に在る巨大な索漠を隠蔽すべく外面と其の延長である祝祭空間とを堂々たる威風でもって虚飾するという態度。物理的な身体の記名性に対する滅殺を前提とした権力の匿名的な行使に打ってつけの制服。社交における肝要はコンテンツ以上にマナーであるという達観。零や無限大との関係においては全く立たない歯。等々の考察を通じてペテン師とは大衆が自身の内に予め組込まれた騙られることへの無意識的な欲望を満たすために捏造した影の存在かと理解。

2014/02/02

アルゴン

★★★☆  「ぺてんが相対性の遊戯だとすれば、それがゲームを成り立たせる場は、零と無限大という絶対を除いた実数の中にしかない」は名言だと思います。今も昔も人は形にだまされる。「少女服の法学博士」だけなんか浮いてるなあ。

2010/09/30

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