ルポ戦後縦断: トップ屋は見た (岩波現代文庫 文芸 124)
ルポ戦後縦断: トップ屋は見た (岩波現代文庫 文芸 124) / 感想・レビュー
まり☆こうじ
『白い共産村』は初出誌では『白い共産部落』でしたね。今や完全に忘れ去られたコミューンの記録は貴重。『ブラジル“勝ち組”を操った黒い魔手』も眼から鱗の面白さ。ブラジル「勝ち組」事件はもっと詳しく知りたいなあ。
2014/10/05
フク
★★★★。戦後の混乱期から高度成長期における昭和の闇の部分に光を当てたルポルタージュ集。社会ネタを元にした風俗小説などで知られる著者が、週刊誌のトップ屋として活躍していた昭和30年代前半頃の記録。硬軟取り混ぜて当時の日本社会を活写していて読ませる。
2012/03/15
tecchan
梶山季之氏が45歳で亡くなってから早45年。自分が住んでいる町が舞台として出てくる「黒の試走車」などの小説は読んだことがあるが、こうしたルポははじめて。 昭和30年代に書かれたルポで、テーマは、「皇太子妃スクープ」、売春防止法から、戦後の財閥解体秘話、広島被曝問題、産業スパイまで幅広い。昭和20〜30年代の世相が伺われて、また、知らなかった事柄も多く、勉強になった。
2020/12/23
ミアロ
当時の時代がわかる本
2009/01/09
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