湿原(上) (岩波現代文庫)
湿原(上) (岩波現代文庫) / 感想・レビュー
mami
冤罪はこうして作られていくのかという恐怖。下巻へ。
2016/05/01
ソングライン
犯罪歴のある50男の主人公が新幹線爆発事件の犯人にされてしまう上巻。ともに犯人にされた若い恋人との運命は。冤罪がつくられていく恐怖、周りの人が一夜にして裏切る無念、主人公は救われるのでしょうか。下巻へ
2016/05/23
sakase
これは読みごたえのある、深い小説です。読み物としても面白い。冤罪と犯罪と人間の物語。
2012/07/17
TAKAMURA
やー大変な作品に巡り合ってしまいました。著者名だけは、以前から知っていましたが 作品を読み終えたのは今回が初めてです。私の2016読書生活の最大の喜びを与えてくれた作品といってもいいのではないかと、興奮しています。(下)巻をすぐに買いに行きます。
2016/03/04
hal
読み始めて、どうも既読感があった。もしかして新潮文庫版を持っていて今回は再読?でも読んでいるうち記憶はあやふやになって来た。1970年前後のお茶の水の雰囲気や10.21国際反戦デーの新宿騒乱は、ミドルティーンだった僕の記憶にもあり、少し懐かしく思った。上巻ではやや淡々と登場人物達の動きと時代背景が描かれ、雪森、和香子達人物の内面は読者が想像するのみ。巻末でストーリー展開があり、下巻に突入と言う感じかな?
2014/01/08
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