小説家の四季 1988-2002 (岩波現代文庫 文芸347)
小説家の四季 1988-2002 (岩波現代文庫 文芸347) / 感想・レビュー
majimakira
佐藤正午氏が、「いつもの町」佐世保から、季節に一度、四半世紀以上紡がれているエッセイの再編版。岩波文庫の小さくて美しい本を手に取り、その時代、その時々に正午さんが見聞きし、感じ、考えられていたことが、いつも通りの優しくも軽めの、軽くもオシャレな文章で残されており、大変楽しく読ませていただいた。後篇も楽しみだ。
2023/01/14
ソラ
作者の文章の雰囲気が好きで何となく手に取ってしまう
2022/12/03
しゅー
★★なんとなくだが、小説を好きな作家のエッセイは楽しめず、エッセイを好きな作家の小説は楽しめないという傾向が私にはある。しかし、佐藤正午はどちらもいけるなぁ。スパゲッティのくだりが一番好き。
2022/12/18
ponnnakano
あ、読んだことあるな、「小説家の四季」の単行本でかな?と思ったが、本棚の単行本を見てみると、1988-2002は収録されていなかったので、これは「ありのすさび」などにまとめたもので読んだのかと気づく。で、どれもこれも2、30年前のものなのに面白い。「あとがき(前編)」まで面白い。当時執筆中の作品のことにも触れられているので、読み返したくなりました。いや、読み返したくなっています。が、今「小説家の四季」2007-2015を読んでいる途中なので少なくともこれが終わるまでは待たなくてはならない。でも急がず読む。
2023/01/21
O-chami
年4回季節毎の連載エッセイをリマスターし2冊刊行。32歳~47歳の前編、デビュー作「永遠の1/2」(映像化は大竹しのぶ)、「ビコーズ」(沢田研二)、「Y」(シナリオまでで頓挫)、「ジャンプ」(牧瀬里穂)等々、ヒットの兆しはあれど大ブレークには至らず。僕は仕事に浸り踠いていた時期でしたが、多くの金言・名言・示唆に富んだ文章達に、どれだけ励まされ笑わせてもらったか・・再読しては泣けてくる始末😢あとがき(前編)も面白いぞ❗️BGMは、SIMON & GARFUNKLEで「Scarborough Fair」🎶
2023/02/11
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