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モタさんの汽車の旅―世界の街世界の人 (旺文社文庫 155-1)

モタさんの汽車の旅―世界の街世界の人 (旺文社文庫 155-1)

モタさんの汽車の旅―世界の街世界の人 (旺文社文庫 155-1)

作家
斎藤茂太
出版社
旺文社
発売日
1982-01-01
ISBN
9784010613207
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モタさんの汽車の旅―世界の街世界の人 (旺文社文庫 155-1) / 感想・レビュー

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さっと

阿川弘之『南蛮阿房列車』の中で同類と名指しされていた斎藤茂太と宮脇俊三が、本書の筆者と文庫解説担当者ということで、不思議な縁を感じながら読了。副題に「世界の街 世界の人」とあるように海外の汽車ポッポが対象で、ペルー、メキシコ、オーストラリア、ソ連、中国、台湾、ハワイ、アメリカから、変わり種としては父茂吉のヨーロッパの足跡をたずねたドナウ源流行まで。南蛮阿房列車よりもさらに古い時代で、筆者の回想も入るものだから相当に時代がかっているが、車窓から見えてくる当時の海外世相も今や貴重な記録といえる。

2020/07/30

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