コラムで読むアメリカ (旺文社文庫 260-6)
コラムで読むアメリカ (旺文社文庫 260-6) / 感想・レビュー
KAZOO
ほとんどアメリカに行ったことがない常盤さんがかなりアメリカの雑誌や本などを読んでのエッセイです。様々な分野の本を読んでいて読んでいるこちらの方も楽しくなります。最後の二つの章の「70年代に何が起こったか」「本について何か言いたくて」はアメリカの出版事情と本について、とくにアメリカの本などについての批評がかなりの分量で書かれています。楽しめました。
2016/09/07
Akihito Arai
私の中で「コラムニスト」といえばまず常盤新平さん。(2番目は小林信彦さん。まあ私を基準にしても仕方がないが)初めての出会いは大学時代、授業で読んだアーウィン・ショーの作品に惹かれ、その頃の英語力では原書は「楽しんで」読むにはしんどいので(今もそうだけど)翻訳を手にした。常盤さんの文章はおしゃれで若々しい気がする。その印象は本作でも変わらない。晩年の作品でも変わらなかったように思う。
2014/07/29
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