ド・ロ神父と出津の娘たち (旺文社創作児童文学)
ド・ロ神父と出津の娘たち (旺文社創作児童文学) / 感想・レビュー
さくらもち
明治12年、長崎県外海の出津という村にやってきたド・ロ神父。神父は貧しい村の人々のために、農業や医療、教育、建築、商売などさまざまな面を支援・指導し、多くの優れた業績を残した。これはド・ロ神父とその協力者出津の娘たちの、愛と奉仕の人生を描いた歴史物語。 郷土に名を残しているけどどんな人か詳しく知らず、勉強のために読んだ1冊。思いのほか物語として面白く、引き込まれた。史実にもかなり忠実で、出津にある記念館やゆかりの教会に行ってみたくなった。こんな本こそ、県の読書感想文課題図書にしてほしい!
2012/08/25
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