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チキタ★GUGU 8 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

チキタ★GUGU 8 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

チキタ★GUGU 8 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

作家
TONO
出版社
朝日新聞社
発売日
2008-03-07
ISBN
9784022131171
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チキタ★GUGU 8 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) / 感想・レビュー

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生きとし生けるものそれぞれの理由を持って生きてて、互いの利害が一致する事なんてめったにあるもんじゃない。だからどうしようもない摩擦を受け入れながら最期を迎える心意気を手にしなければならない。でも、どうしようもないものはやはりどうしようもないもので、その曖昧なものを畳み掛けるように描くこの作品には泣かされっぱなしでした。特に後半。あぁ。躊躇なく登場人物が死んでいくのにさらりとした絵柄のお陰で(?)気持ち悪さを感じない。読後の切なさが強いが、生命賛歌がテーマなんだろう。名作。

2014/07/19

駒場

最終巻。一巻からこの二人の関係には悲しい結末しか待っていないのじゃないかと思っていて、その通りに話が進んでいくので終始涙がとまらなかったが、ラストは予想していたどのラストよりも幸せで切なかった。「人喰いよりもどうしようもないのは人間だった」とバランスがしみじみと語っていたが、そのどうしようもなさとそこから生まれる人間の愛しさみたいなものを優しく描いている良い漫画でした

2012/03/07

でーたべーす

エグいのに作品全体に優しさが漂っている。傑作ですわ

2017/02/06

こまいぬ

Kindleのセールきっかけに一気読み。続きも気になるし、入りは可愛い絵柄とファンタジーの設定でギャグっぽい描写も交えつつ進んでいく。命、許し、大切なものを持っている人、愛情をもらえた人もらえなかった人。深刻なテーマをぎっちり詰め込んで、雰囲気は優しいのに胸が苦しくなるほどの物語だった。キャラクターみんな魅力的なんだけど、生き死には無関係問うかズタズタになっても死なない人も、アッサリ死んでしまう人もいて、あぁ世界はたしかにこんなふうに不条理なところあるよね〜と。よかったけどすぐには読み返せない感じがある。

2024/01/20

森田

傑作

2021/04/12

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