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菊坂ホテル (シリーズ昭和の名作マンガ)

菊坂ホテル (シリーズ昭和の名作マンガ)

菊坂ホテル (シリーズ昭和の名作マンガ)

作家
上村一夫
出版社
朝日新聞出版
発売日
2008-05-20
ISBN
9784022140029
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菊坂ホテル (シリーズ昭和の名作マンガ) / 感想・レビュー

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コットン

玄趣亭さんのお勧めのコミック。明治~昭和の文豪や絵師が勢ぞろいするホテルでのてんやわんやで、それぞれの色が出ているのが流石!

2022/01/19

安南

本郷菊富士ホテルが舞台。久世光彦は『蛍子』の後「夢二とお葉の話をやろうという話をしたが立ち消えになった」と書いていたが、この作品の存在を知っていただろうか。ここでのお葉はちょこまかとしゃしゃり出ては夢二と2人、道化のような役回りをしている。エロスの化身のような女をこんな乾いたキャラに仕立ててしまうとは、この頃の上村はすっかり油が抜け切っていたのか。この作品が遺作だと思えばそれも頷ける。そのお葉が「小説家って嫌い!好奇心が現実的で。その点絵描きはロマンチストよね」と言ってのける。さて、漫画家はどうなんだ?

2014/01/11

erie

このあたりに住んでいたんですよね。割と計画的に、この時代の芸術家の空気を感じたくて望んで住んでいた。坂が多かった。懐かしいです。文豪ものマンガって、結構あるんだけど、これはわりと人の言動が自然で、よく考えられていてよいです。身近にいたとしたらどうしようもないような人物が多いのだけれどね。

2020/01/13

snzkhrak

家の近所に昔あった菊富士ホテルの話。改めて面白い土地柄であることを認識。

2014/04/11

子音はC 母音はA

大正浪漫が華やぐ頃、本郷・菊坂ホテルのオーナーの娘・八重子が竹久夢二、谷崎潤一郎等、その時代を彩った傑物たちと交流する模様を描いた漫画。全篇通し優雅で耽美な世界を繰り広げる。夢二が此れでもかという程、魅力的に描かれる。(黒船屋)誕生の挿話が艶かしい。

2014/05/19

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