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雨柳堂夢咄(14) (Nemuki+コミックス)

雨柳堂夢咄(14) (Nemuki+コミックス)

雨柳堂夢咄(14) (Nemuki+コミックス)

作家
波津彬子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2013-04-05
ISBN
9784022141170
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雨柳堂夢咄(14) (Nemuki+コミックス) / 感想・レビュー

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真理そら

『立春来福』お多福さんがかわいい。若師匠には若師匠の好みのタイプの女の人がいるから美人がどんなに頑張っても無理ですよね。『清姫』の着物姿が美しい。こんな天神様が側にいたら落ち着いて勉強することもできない。『箱』の不思議な物語が一番好きかも。

2022/10/12

せ〜ちゃん

★★★★★ 「清姫 / 天神さま / 名残の紅の / 一朝の夢 / 野分 / 箱 / 夜咄 / 立春来福」

2016/03/05

ぐうぐう

『雨柳堂夢咄』の感触は、いつもふわりとしている。怪異が物語のきっかけではあるが、それがドシリと重みを感じさせるのではなく、香るようにふわりとしているのだ。それは、作中の登場人物が見る幻のごとく。ふわりと現れる幻は、いつの間にか消えている。しかし、骨董という小さな証拠を残していく。短いエピソードの一編一編が、つまりは読者にとっての、幻の証拠としての骨董なのだ。

2013/04/07

ぐっち

わー、まだ続きが出るんだ。うれしい。これからも忘れて待ちたい。今回は天神様と福の神の話が好きです。どうせなら幸せなのがいいです。

2013/04/13

井月 奎(いづき けい)

粋とは立居振舞の優美さでしょうか、お金の切れ目がきれいなことでしょうか、私には遊ぶ相手に、それが人であれなんであれ、命がけで惚れこんで、やせ我慢でも涼しい顔でいることではないかと思うのです。ですから「清姫」、その主人公である良家の跡取り息子がその内にいる女性を抑えきれずに、身を持ち崩して歳を重ねて見目衰えたとしても、それは粋な振る舞いであり、けして憐れんではいけないのです。向こうの世を見ることができる廉の目には清姫のように美しくあり、向こうの世を見ることの叶わない私にも、その生き様は美しく映るのですから。

2016/05/07

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