謎のあの店2 (Nemuki+コミックス)
謎のあの店2 (Nemuki+コミックス) / 感想・レビュー
瀧ながれ
1巻より、店主などの「人」に目を向けるようになったようです。不思議な店を探検するだけじゃなくて、どうやってこんな店になっていったのかという人や街の歴史に、作者が踏み込んでいく様子をみるこのマンガ。店や店主が興味深いのはもちろんなんだけど、それを知った作者のリアクションや感想がしみじみおもしろいです。むかし来たことがある神社を、大人になってから再訪したエピソードが好きです。神社の裏でプリンを食べながら、姫神さまにいいわけしているのが、なんかほほえましい。谷根千のちっさいケーキ屋さんとか、行きたくなりました。
2016/10/15
ジロリン
なんか「孤独のグルメ」になっちゃった?「たまたま入った店が、見た目と違って大当たり」的な展開多し。しかし、そのお陰で(帰宅途中の電車の中で読んだせいもあり)、食欲を刺激されまくって困った(笑)。前巻では、ヒトの心のブラックな部分に突き刺さるような所が気に入ったのだが、そういう展開は「あの浅間神社」の回くらいか。東京拘置所に老婦を道案内した時の、別れ際のシーンに、とても感動した。これはこれで、楽しく読了したが、次巻はもう少し「謎」成分多めでお願いします。
2014/10/08
ユズル
久しぶりに松本さんのマンガ読みました。昔の作品の描きたいことがいっぱいあっての盛り盛り感も好きだったけど、今の歳とって(失礼?)のまったり感もやっぱり好き。この人は人間のことをよく見ているなあと、読むたびに思います。あ、猫作品も大好きでお勧めします♪ 私も勇気出して行ってみたいとこ行こう~
2018/03/08
たみ
ひとりではちょっと入りにくい…でも気になる…、謎のお店の突撃体験マンガ。地域密着型のお肉屋さんや不思議なメニューのラーメン屋、宇宙エネルギーのマッサージ、安いのに好評価な宿、骨董市などなど。書き込みがこれでもかというくらいに細かくて「読んだ!」っていう気になる。時間がかかってもいいから続けて欲しいシリーズです。セリフなど、文字はすべて手書き。作者さんの眼差しも温かいし、クセのある文字も味わい深い。コーヒー味ラーメンがすごく気になる。
2014/10/27
たまえ
1巻よりは若干「謎」感が薄まったような…。知っているお店も出てきたし。でも、読んでいてなんだか心地いい。町歩きしたいなぁと思わせてくれる。実際には、なかなか勇気をもって謎な店に突入することはできないんだけど、ね。北海道で1回行っただけなのに翌年覚えていてくれて、それから毎年お邪魔していたお店を思い出した。短時間の訪問なのに、毎年楽しみにしていたなぁ。この本の中には、そういったものが詰まっているのかも。
2014/10/13
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