江戸は心意気
江戸は心意気 / 感想・レビュー
きりこ
江戸時代・筆者が子供だった昭和30年代・そして現在と3つの時間軸をリンクさせながら歳時記について語るエッセイが中心でした。 「職人が職人技で作り上げていくものは、どれだけ時代が進化しても、その人肌のぬくもりは、きっと人から人へ受け継がれていきます。 もしいま、江戸という時代になにかを学ぼうとしたら、形ではなく、日本人が日本人の心として伝承してきたものではないかと思います。 それは技であり、その技を生み出してきた職人の心意気ではないのか。…」この文章が印象的。
2011/06/19
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