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極北クレイマー

極北クレイマー

極北クレイマー

作家
海堂尊
出版社
朝日新聞出版
発売日
2009-04-07
ISBN
9784022505712
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極北クレイマー / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

熊のプーさん似で要領の悪い善良医師、陰険・狡猾な事務長、個性豊かな看護師達・・・ デフォルメされた登場人物に思わずニヤリ、でも扱うテーマは医療行政の矛盾、医療事故の判断基準、過疎自治体の財政問題等々 重いテーマです。筆者の鬱憤が透けて見えるよう、幕引きもモヤモヤ 「ジーン・ワルツ」とかに続くのかな??

2010/08/11

よこしま

自治体初の破綻となった夕張市がモデルです。極北市はバチスタの桜宮市から遠く離れていることでサーガの度合いが薄く、読みやすかったです。内容は伏せます。実際にあった福島県の産科医逮捕事件もとりあげられて勉強になりますが、やはり主題は自治体や病院の破綻です。市民病院ですが、極北市の箱物行政の愚かさで赤字、病院も簡単に薬を処方していた、そして市民は払えないのに診断受けたり薬を要求する。払っても自治体に国民健康保険で負担が掛かり、何処の地方自治体も苦しいのに。今の医療を代弁してくれているので、読んで欲しい一冊です。

2014/04/02

がらは℃

桜宮とは対照的な北海道の地方都市の極北を舞台とした地方医療の物語。雪だるまの中から現れた氷姫が、相変わらずのマイペースぶりでニヤッと。そして西園寺さやかが出て来て、さらにニヤッと。それにしても、誰のためかわからず、主役が主役になれず、当事者が当事者になれない、地方医療はどうしていくべきなのかウーンと悩んでしまうなあ。

2010/10/17

ダイ@2019.11.2~一時休止

極北篇その1。財政破綻の市民病院の物語。いろいろ問題だけ噴出し、解決できていない感じで続いていく。

2014/04/19

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

ドジだけで無く、氷姫・姫宮さんやるなぁと思わせるも、出てきてすぐに退場でちょっとガッカリ。速水さんらしき人もちらりと出てきたので、今後も極北の続編が書かれることを待ってます。親戚の看護師の人にジャバジャバジャバのことを聞いてみたい。

2011/03/21

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