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六月の夜と昼のあわいに

六月の夜と昼のあわいに

六月の夜と昼のあわいに

作家
恩田陸
杉本秀太郎
出版社
朝日新聞出版
発売日
2009-06-19
ISBN
9784022506047
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六月の夜と昼のあわいに / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

短編集。怪しい雰囲気を楽しむ小説って事ですかねぇ・・・。

2017/01/16

あつひめ

現の世界…と言ったらいいだろうか。劇場で…それも小さな劇場で演じられているものを観ているような錯覚に陥る。不思議な間合い。場面に注目していると、他の観客の息遣いを感じそうな…。言葉遊びをしているような…心地よい言葉の連なり方が好きだなぁ。その独特の世界観が恩田ワールドとして息づいてる。唐草模様が印象的。

2014/11/12

紅はこべ

ミステリというより幻想小説寄り。「Y字路の事件」は証言を集めて真相を探るという恩田さん得意の手法。これが一番ミステリっぽい。「窯変:田久保順子」は皮肉な味、苦い笑い。

2010/03/14

しろいるか

この恩田ワールドは幻想的すぎて私の理解力では難しすぎました(汗)それでも、『窯変・田久保順子』と『Y字路の事件』は印象に残った(ついていけた!)『コンパートメントにて』は中編くらいに膨らんだら面白そうなのに、導入部で終わった感が残念。個人的にはそろそろまた常野物語みたいな作品が読みたいなあ。

2010/07/06

だまだまこ

6月のうちに読んでみたいと思っていた本。詩と絵のイメージが10の短編それぞれを彩る。詩や俳句は解釈が難しくて、絵もろくに見ずに文章を読んでいたが、記憶の断片のような、無声映画のような印象で、なんだか小説というより絵を言葉で読んでいるような…と思って、ふと気づく。そう、絵があるじゃないか。改めて各短編の絵を見返すと、言葉がパズルのように1つのイメージと重なって意味を成したように感じた。どう解釈していいかよくわからない話が多かったが、世界観は好きだと感じたものもあった。

2018/06/29

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