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老いへの不安 歳を取りそこねる人たち

老いへの不安 歳を取りそこねる人たち

老いへの不安 歳を取りそこねる人たち

作家
春日武彦
出版社
朝日新聞出版
発売日
2011-04-07
ISBN
9784022508522
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老いへの不安 歳を取りそこねる人たち / 感想・レビュー

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Nyah

さっき感想書いたのに消えてた。自分の為に漆塗螺鈿細工の棺注文したり、往診先で、早く死因を知りたいと、亡くなった人の解剖しちゃったお医者さんが気になった。年を重ねると老人になるのだと思ったが、歳を取り損ね、精神的には古びた中年でいるから齟齬が起きる。私は年を取るのは難しいと言っても、できれば年を上手く重ねて円熟したバアさんになって、晩年は面倒くさい事から解放されて、若者から邪険にされないような感じで、ニコニコ笑って日向ぼっこが似合う生活がしたいと思ってます。

2019/04/21

うさうさ

60歳を手前に控えた著者が、自分の思い描く老いと現実について語る。様々な文学書や詩集から引用されていて、あまりよく分からなかった。どうやら60前後にポイントが来るようだ。

2015/02/17

paluko

再読だったの? すっかり忘れていてショック。純文学の作品からの引用・紹介が多くて春日氏の文章の存在感が薄いかんじ。p.24から9頁を費やして紹介されている塩野米松『天から石が』だけはちょっと読んでみたい気がした。

2019/10/30

plum

58歳になった著者が「いかに上手く老人となっていくか」,現代において,思考したアンソロジー。著者の豊富な文学書体験に拠りながら,老いの見本帳(ダークサイド版)が綴られてゆく。ふり幅おおきな老人や,精神科臨床の,ときにはグロテスクな患者たちの行動を直視することで,いたずらに不安を増殖させないようにしている。どうやら60歳前後に変身のあやういポイントがあるらしいが,老いに逡巡するよりは,今一度自分の幸福について考えると良いのではないか,ということかと思う。

2014/10/05

くらーく

ああ、こんな老人にはなりたくないねえのオンパレード。でも、そのうち逝っちゃうのだから、どうでもいいかとも思ったり。確かに老いる事は難しい。。。けど、老いはきちゃうからね。

2016/07/01

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