京都遊び 三十三景
京都遊び 三十三景 / 感想・レビュー
きりこ
蔵書。旅行者ではなくそこで暮らしたことのある人のフィルターを通して京都の町を紹介しているので一味違った感じがします。カフェやパン屋の絵はパリのような雰囲気です。アーティスト目線でみた京都は益々素敵に思えるし、銅版画も綺麗なので行ってみたくなります。町歩きと歳時記の話が中心ですが、時代祭り・祇園祭り・五山の送り火・曲水の宴・終い弘法などは京都独特の祭事なんですね。源氏物語にも登場する葵祭についての記述で、長い歴史の最後尾を知ることができるのがお祭りだという話はなるほどなあと思いました。
2014/08/01
たいぱぱ
う〜ん。ライト過ぎるのか?イマイチでした。
2013/03/13
なにょう
★京都案内及びエッセイ。京都とは学生時代からの付き合いの作者ならではの本。京大周辺の飲食店。平家の菩提寺、六波羅蜜寺。六道珍皇寺。無数の寺社に老舗。京都には何回も行っているはずだがまだまだ行ってないところがたくさん。★この挿し絵の量は凄いです。また一つ一つの挿し絵に一つ一つのお話があってだね…★平安京は現在の市街地よりも西寄りだったようだ。現在の京都御所は平安時代は「里内裏」というところだったようだ。★どっか行きたいけど身動きがとれないでいた。救いの一冊。
2015/12/19
わっぱっぱ
街(土地)の案内本を読むのが楽しいのは、語る人によって見える景色が異なるから。パリとの共通点や色彩感覚の粋を見出しながら、懐かしさと目新しさを交えて綴られる山本さんの京の風景。ふんだんに盛り込まれた絵がとても素敵です。【余談】初版が2012とありますが、それからの5年余で、四条界隈などは随分変わってしまった気がするのが残念。
2016/03/06
ごーや
京都に住んでいた頃が懐かしく感じた。素敵な場所に住むことが出来たことに、あらためて感謝。
2013/03/10
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