「いじめ」をめぐる物語
「いじめ」をめぐる物語 / 感想・レビュー
sayuri
「サークルゲーム・荻原 浩」「明滅・小田 雅久仁」「20センチ先には・越谷 オサム」「早穂とゆかり・辻村 深月」「メントール・中島 さなえ」5話収録の短編集。終始、気持ちがざわざわする。荻原さんの「サークルゲーム」は保育園と中学校を舞台にした作品。Twitterを駆使した嫌がらせは、現代のSNS時代に実際に行われているからタチが悪い。そんな事へ使う知恵と労力を、別の有意義な事へ使うべきと思う。辻村さんの「早穂とゆかり」は既読だったが再読してもやはり悚然とする。毒と辛辣さが立ち込める二人のやり取りに震えた。
2021/03/09
テンちゃん
いじめo(>_<)o5つの短編!世の中の空気(。•́︿•̀。)学校!職場!ネット空間!メッセージ力☆。°°(≧□≦)°°。5
2015/10/31
くろにゃんこ
アンソロジー、好きな作者さんに惹かれて手にしましたが「いじめ」の話は誰がどう書いても気分悪し(-_-;)心温まらないし救いようのない話で脱力感ありです。
2016/05/10
pukupuku
うーん、重いだろうなと思ってはいたけど、結局読了まで1週間以上かかってしまった。タイトルもテーマも重いだけに、サクサク読めるものではないのだけれど、どの作品もすごく凝った作りになっていて、読むたび心がザワザワして、流石だなぁと思った。もしかして、もう少し間接的なタイトルだったなら、もっと手にする人が多いんじゃないのかなぁなんて思いながらの長期間に渡る読書タイムでした。
2015/12/09
ちゃんみー
越谷オサム氏のお話が良かった。(題材が題材なので、良かったというのも変ですけど)いじめられっ子よ、後悔先に立たず、だよっ。昔から風体が変だとか、言動が面白いとかで仲間はずれっていうイジメはあったけど、今は陰湿だねぇ。
2015/10/07
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