闘う君の唄を
闘う君の唄を / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
新米幼稚園教諭がモンペアに挑む話・・・と思ったら最後のほうで意外な展開が・・・だけど登場人物少ないから予想的中。まあラストシーンが良いからいいか。
2015/10/27
あすなろ
幼稚園教諭お仕事小説プラスミステリー、という具合。中山氏としては、ミステリー部分に力点強いのでは。というのは、総じてみるとなかなか壮大なテーマだから。しかし、チョイとムリがある後半の展開という気がした読後感であった。ストーリー全体像は悪くない。
2015/12/07
いつでも母さん
読友さんが『ファイト』の歌詞だと教えてくれて喰いついた次第(*^^*)確かにタイトルと各章が中島みゆきの『ファイト』だった。まずは、幼稚園児って賢いのねぇ(汗)モンスターバカ親に苛々・辟易させられた。その関係を縦糸に15年前の事件を横糸にした物語(みゆきさんだけに、絲でからめてみた)大好きだった父の罪を代わりに自分が罰を受けたがっている。と云う闘う主人公・凛に共感出来ない私ではある(だって父が事件を起こした幼稚園で先生をする?)が、これからも冷たい水の中、遡上して行くのを応援するのは吝かではない。
2015/12/03
nobby
幼稚園への親御さん達のいわゆるモンスターぶりへの新任教諭の奮闘を描く。どこかで聞いたことがあるエピソードを誠実な想いで解決する様は出来過ぎながらも爽快。ただ、年少組つまり3歳児にしては賢過ぎることや、新人ではあり得ぬ凜の前のめり完成像には違和感たっぷり…それでもタダでは終わらない中山さん、渡瀬刑事登場の後半から物語の主旨が一変する!幼稚園が舞台である必要性に徐々に気付かされると納得。作品全体としては盛り込み過ぎな中途半端さは否めないが、様々なエゴや偏見を浮き彫りにしながら心地よいラストに導く手腕はサスガ♪
2019/03/27
Satomi
年少組を受けもつ新米先生とモンスターペアレンツとの不毛な争い…。運動会で競争させない、お遊戯会の主役は何人もいる…。マジか…。苦手な話で途中まで辟易…挫折覚悟で我慢しながら読んだ。奮闘しながらの成長物語かと思いきや後半突如として15年前の凄惨な事件の真実が…。最後まで読まないとこの本について語れない。突っ込み所満載だが、取り敢えず挫折本にしなくて良かった…。とはいえ中山作品としてはキレがいまひとつ…。
2015/10/26
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