若冲の花
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若冲の花 / 感想・レビュー
みさどん
このような本が生まれることがすごいよな。若冲といえばやっぱり鳥と花。その特化したところの本だからファンには楽しいばかり。花とその絵というだけでも楽しめた。
2017/01/15
プクプク
若冲の鶏や大きな象はインパクトがあるけれど可憐な花に眼を向けた本。信行寺の天井画、ぜひ行ってこの目でみたい。この本に影響されさっそく義仲寺の天井画にも行ってみた。こんなに若冲好きだったかな~私…と思った一冊だった。
2016/11/08
kameyomi
金毘羅さんの「百花図」で有名な伊藤若沖について解説した書。美しい絵をゆっくり眺める事ができる。その美しさは写実的に美しいのとは少し異なる。編者の辻氏も若沖はアニミストであったと指摘しているが、その花々には霊魂が宿っているのである。京都信行寺の天井画も見事で、特に私は、裏から見た「裏牡丹」の絵に惹かれた。色もそれ程褪せていないように見える。その他黄色い?牡丹の絵もある。本当に黄色だったのだろうか。想像すると楽しい。現代で言うと甲斐信枝の絵に共通する部分があるように思う。
2023/01/06
参謀
200年間一般公開されてこなかった京都・信行寺の「花卉図天井画」の写真集。若冲展の特集番組で紹介されていてその存在を知りました。若冲展では動物が描かれた画が多く展示されていたかと思いますが、こちらは花が中心です。板に色を塗っただけなのかと思っていたら、凹凸があり、なにやら特殊な塗り方をしているようでした。今年は若冲の生誕300周年でもあり、来月数日だけ一般公開する模様。これにもきっと人が殺到するんでしょうね。
2016/10/14
takakomama
京都信行寺の「花卉図天井画」は、実物よりも本の方が、細かいところなどがわかりやすいのでしょうか。植物の写真と若冲の作品を見比べて、感心するばかり。167枚の花を描いた若冲も、ひとつひとつ同定した植物分類学者さんも凄い!天井画も、「百花図」も、美術館には持って来られない・・・ 現地に行かないと見られませんね。
2017/01/19
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