曙光を旅する
曙光を旅する / 感想・レビュー
starbro
葉室 麟は、新作をコンスタントに読んでいる作家でした。著者版『街道をゆく』、九州中心の歴史紀行です。著者は、まだ沢山のテーマ、アイデアを温めていたようで、もう新作が読めないと思うと非常に残念です。共通点があるとは言え、東山 彰良との対談が掲載されているとは、思いませんでした。
2019/01/04
nyaoko
丁度1年前。葉室麟さんが亡くなられた。あまりに急で驚いた。小説家としてのデビューは54歳。遅咲きの春だった。執筆活動を続ける傍ら、日本中を旅行して歴史上の人物や、その地を取材していた。中でも自身の生まれ育った九州の土地を愛していたと思う。
2018/12/17
ひらちゃん
葉室さんの作品には決して歴史のスポットを浴びた人でなく、一人物が丁寧に書かれている事が多い。幅広い知識も勿論、精力的に活動されていたのが今回の旅でも伺える。もっともっと書いて欲しかった。本人も書きたかっただろうに。九州が身近に感じられ行ってみたくなった。東山彰良さんとの対談の様子も、仲の良い作家さん同士尊敬し合っているのが好印象。
2018/12/17
takaC
「在りし日の葉室さんによる紀行エッセイ」となってしまったことが哀しい。
2019/03/31
Syo
そっか、 第2の司馬遼太郎だったのか。 残念。 街道をゆくも だいたい読んでるつもり だけど、作品と 司馬遼太郎のには 描かれなかった歴史が 分かって面白いなと 思っていたら…。 亡くなったのか。 残念。
2019/01/18
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