最後まで、あるがまま行く
最後まで、あるがまま行く / 感想・レビュー
いつでも母さん
多分この先も、先生の言葉が本になって出るだろう。そして私は、初めて読むようにきっと読むだろう。あるがままって本当はとても難しい事だと思う。日野原先生だからこそなのだろうなぁ。私は信仰を持たないが、先生から『愛』が伝わる。確固とした『信念』に生き抜いた方の言葉は深い。きっと今頃は天国で奥様と語り合っているのだと思う。先生が逝ってから最初の夏が来ますね。ー合掌ー
2018/04/10
みえ
亡くなられたことが残念でなりません。
2018/05/23
陽子
氏の著書は随分読んだが、この本は100歳を過ぎてからのエッセイなどをまとめたもの。転倒で額を20針も縫合したり、肋骨や椎骨骨折したりなどの高齢ゆえのアクシデントや痛みなどもあるがままに綴られている。しかし。新しいことへのあくなき挑戦心と人のために役に立つ生き方をしたいという根底の思いは生涯ブレることはない。絵画、俳句、作曲、作詞、執筆、ヘリコプター飛行。自分も楽しみ、なおかつ周りにもエネルギーを拡散。素晴らしい。「人に必要にされている人生」だからこそ「生かされた」んだな、と思う。
2019/02/06
布遊
朝日新聞「be]で、毎週土曜日に連載されていた日野原重明さんのエッセイ「あるがまゝ行く」は、ずっと楽しみに読んでいました。その抜粋が、まとめられたこの本です。101~105歳の日野原さんの思いが伝わってっきます。他にも「生き方上手」他数冊の本を読んでいました。日野原さん提唱の階段2段上がりも実行していました。亡くなられてから、もうすぐ1年です。この本には、「読者の皆様に最後のごあいさつ」として、昨年5月の口述筆記が載っています。105歳まで、最後まで、信念を貫き、周りの人にお礼や挨拶を残していて
2018/05/01
ひるあんどん
朝日新聞beの連載をたまに読んでいました(毎回読めばよかった・・・)。軽妙で、読みやすくてときに考えさせられ、励まされました。テレビやラジオでも優しく語っていらっしゃいました。自分もあんなふうに年を取っていければな、と思っていました。この本に収められたエッセイ、ケガや病気をしても元気で前向きに物事をとらえて語っていらっしゃったのが感じられます。最後のお別れはご自分のその時を予見されていたのですかね。東京オリンピック、見ていただきたかった。
2018/03/21
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