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となりの脳世界

となりの脳世界

となりの脳世界

作家
村田沙耶香
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-10-05
ISBN
9784022515551
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となりの脳世界 / 感想・レビュー

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starbro

村田 沙耶香は、新作中心に読んでいる作家です。著者初のエッセイ集、摩訶不思議な著者の脳の中が覗けます。ハブラシとデートする人は、村田 沙耶香だけだと思います。これだけユニークな発想する著者の今後の作品に期待しています。

2018/10/18

absinthe

沙耶香様のエッセイ。図書館で借りたときは小説家と思っていたが。予想の斜め上へ行くエッセイ。沙耶香様の思考パターンはところどころabsintheにそっくりなところがあり、どきりとする。ちょっとした小ネタがどれもこれも心地よい。心の奥底に沈んでいて、誰でも一瞬は頭をよぎっては消えていくような、機微を掬い上げるのが上手いんだなぁと感心する。

2019/08/14

おしゃべりメガネ

なかなかクレイジーな作風の小説が多い村田さんのエッセイですが、これまた小説に優るとも劣らないかぁなりクレイジーな1冊でした。これまでに何人かの方のエッセイを手にとりましたが、かつてこんなにもキョーレツな気分になるエッセイは記憶にないですね。こういう村田さんだからこそ、ああいったクレイジーな作品が書けるんだと妙に納得してしまいます。決して失礼な意味ではなく、フツーではなかなかない感性がたくさん見受けられます。やはりコンビニには思い入れが強いようで、あの作品は書かれるべき作品だったんだろうなと感じました。

2018/11/16

シナモン

「バス自意識過剰」「親切エレベーター」の気持ち、よーく分かる。案外(失礼!)普通なんだなと思いきや、「こそそめスープ」「年齢忘却の日々」での話にはホントに!?とびっくりでした。「私はれっきとした地球人で、人間だが、それなのに昔から、今、自分は人間の真似をしているな、と感じることがよくあった」エッセイでも村田ワールドは健在でした。時々実際の小説の場面を思わせるところもあって興味深かかったです。

2020/07/07

うどん

考えていることが全く違いました!村田さんの脳と交換してみたいです。

2018/11/05

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