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ピーク

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作家
堂場瞬一
出版社
朝日新聞出版
発売日
2019-01-04
ISBN
9784022515865
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ピーク / 感想・レビュー

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starbro

堂場 瞬一は、新作中心に読んでいる作家です。著者の真骨頂、ミステリ×スポーツ野球の闇、最近の著者の作品の中では、スマッシュ・ヒットでした。これだけ渡り鳥的な選手が多いと高校野球ブローカーは、存在しているんでしょうね。私のピークは会社に入社して当初の5年間です(笑)

2019/02/05

いつでも母さん

人生においてどこが、いつが『ピーク』だったろう・・そんなことちょっと考えた。これは野球選手だった男・竹藤と「野球賭博」でその男を永久追放させた記事を書いた記者・永尾の17年後の話から始まる物語。どちらも1年目が『ピーク』だったのかーいやいや、40才はまだまだ若い。人生のピークなど振り返るにはまだ早すぎるだろ。好きな野球の世界でのブローカーの存在とは厳しい話を持ってきましたね堂場さん。

2019/01/22

あすなろ

過去の頂点に囚われた男が、姿を消す。これが2度目。最早自分の仕事は、もうそれほど長くは出来ない。再び何かにチャレンジしていくべきなのだろうか?平穏無事に暮らしていくべきか?これはラストの描写である。それをある野球選手に投影して過去と現在を追う自分。近い年齢の者としてある感慨に囚われるのだが、いやいやそこに己の心は没頭していないと叫ぶ自分もいた。ちょっと今迄とは違ったテイストの堂場氏作品だと思った。

2019/03/25

ゆみねこ

ルーキーイヤーに目覚ましい活躍をした竹藤と、その野球人生をペンの力で葬り去った新聞記者の永尾。17年の時を経て竹藤が殺人事件の容疑者として逮捕された。遊軍記者となった永尾が警察も見落としていた事件の真実を追う。野球というのは物語になる。

2019/01/17

旅するランナー

17年前野球賭博でプロ野球界から追放された元エース竹藤が殺人事件を犯す。17年前野球賭博をスクープした後それほどの成果を出せない新聞記者永尾が、竹藤の転落の人生を取材し始める。17年前がふたりにとってピークだったのか。関係者をたどっていく展開の中で、高校野球ブローカーが出てくるのが興味深い。イチロー選手じゃないけど、野球のことを愛する人は多いんだろうけど、歪んだ愛し方はしないでほしいな。新聞記者+野球+殺人ということで、堂場先生の十八番ではあるが、ピークには届かないレベルの作品ですかね…

2019/03/24

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