小説『火の鳥』大地編 (上)
小説『火の鳥』大地編 (上) / 感想・レビュー
starbro
桜庭 一樹は、新作中心に読んでいる作家です。『火の鳥』は知っていますが、漫画は読んだことがなく、アニメも観ていないので、小説が初めてです。もっとSFっぽいのかと思いきや、歴史ファンタジーのような雰囲気です。上巻は一気読み、続いて下巻へ。トータルの感想は、下巻読了後に。 https://www.asahi.com/culture/hinotori/
2021/03/28
吉子
「火の鳥」と言えば、手塚治虫♪手塚治虫によって書かれたあらすじから、桜庭一樹さんのオリジナル小説に。時間を巻き戻す不死鳥・火の鳥。何度も人生をやり直せる事で未来を変える事ができる・・・。「自白剤」には笑えた。時代背景が日清戦争あたりなので、歴史を調べながらの読書タイム。下巻が楽しみ🎶
2022/08/29
たいぱぱ
手塚治虫さんが遺した、たった原稿用紙2枚と5行のあらすじから桜庭一樹さんが作り上げた作品。『火の鳥』は小学生の時母に連れていかれ映画館で観たのですが「好きじゃない」という印象しかありませんでした。この作品を読むと無限の面白い可能性を秘めている設定で手塚治虫さんの凄さに改めて気付かされました。アニメが先にあるし、桜庭さんらしさを僕は全く感じなかったので漫画か児童小説を読んでるようでした。手塚さんらしさを残したい桜庭さんのリスペクトだと思いますが、ドロドロ一樹節で描いて欲しかったと個人的には感じてます。
2022/04/14
鱒子
図書館本 手塚治虫が残した続編の構想を元に、小説化した作品。おおぅこれはまさしく火の鳥。手塚絵が頭に浮かびます。キャラ当て書きとしては、ロックはドンピシャ!ハマっています。しかし和登さんとBJは違いすぎじゃないかなぁ。納得いかないところもあるけど、ストーリーに引き込まれます。下巻へgo!
2021/04/12
keroppi
手塚治虫の草稿をベースに桜庭一樹がイメージを膨らましていく。読む前から期待半分、不安半分。表紙といい、登場人物のキャラクターといい、手塚治虫の世界への気分が盛り上がる。戦争中の上海から始まるが、桜蘭や火の鳥調査隊や、ぐいぐい引っ張っていく。そして、思わぬ展開へ。時の流れも「火の鳥」の大きなテーマだったなぁと、下巻への期待が膨らんでいく。
2021/03/25
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