英雄
英雄 / 感想・レビュー
starbro
真保 裕一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 タイトルから想像していた内容と異なりますが、骨太の家族大河ミステリ、著者版「砂の器」のような雰囲気でした。 https://book.asahi.com/article/14720539
2022/10/19
itica
英美は父親のことを何ひとつ知らない。母親は口を閉ざしたまま亡くなった。父親が大企業の創業者だと知ったのは、父親が殺され警察がやって来たからだ。父親と長く一緒に働いた者、古い知り合いを訪ね歩くことで、見えてきた父の足跡。戦後の混乱期から高度成長期と波に乗り、その手腕で大企業へと昇り詰めた。学も財産もない男がのし上がる一代記を読むような感触。…ふうん、オチはこれか。最後はあっけない。
2022/10/04
ゆみねこ
ある日突然2人の刑事が自宅を訪れ、実の父の死を知らされた植松英美。弟妹と父が違うことは知っていたが母は生前その名前を語らなかった。実父は大企業・山藤グループの総帥南郷英雄。何者かに射殺されていた。なぜ母は1人で英雄の子を産む決意をしたのか?父・英雄はどういう人物だったのか?戦後の混乱期に会社を立ち上げた南郷英雄の半生を娘が追う…。うーん、さらりと読了。
2022/12/27
ウッディ
亡くなった母から父が誰か聞かされていなかった英美は、弁護士から父が大企業の会長で、何者かに殺害されたことを知らされる。遺産相続の波に巻き込まれながらも、一代で会社を築き上げた父がどんな人間であったか調べ始める。異父弟妹が、妙に協力的であったり、ダメ男の父がいたり、刑事が新たな相続人になった英美の調査力を期待したりという凝った設定も、回収されることなく、あっさりとスルーしてしまった感じで、昭和の男の一代記としても、ミステリーとしても中途半端な印象で、どこかで読んだことのあるような内容だと思ってしまった。
2023/03/14
雅
いまいち入り込めなかったなぁ
2023/02/15
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