天野祐吉のCM天気図
天野祐吉のCM天気図 / 感想・レビュー
山口透析鉄
天野さんのコラム、亡くなる直前まで、おそらく休載なしで毎週、続いていました。 CMウォッチングのタイトルだった頃は本も買っていましたが、途中からは朝日新聞のコラムを読むだけになっていました。 広告批評、天野さんと島森さんが主に編集していて、雑誌としての好き嫌いはあるのでしょうが、個人的には嫌いではありませんでした。 島森さんも既に故人ですし、やはり寂しいです。 web広告等では批評も難しそうです。そもそも秀逸な広告、あるのかどうか……。
げん
朝日新聞に今も連載されているコラム。この題名でスタートした1990年から1992年の内容が収められている。タイトルが変わらずに20年以上続いているのはそれだけの理由がある。思わずニヤリ、時には辛口のCM批評を読みながら学生だった当時のことを懐かしく思い出した。ヤンエグは知らなかったなあ、とか、宮沢りえが貴花田と結婚しそうだった、とか、原発のCMに当時から疑問を呈していたんだ、とか。あの頃、携帯電話もインターネットも知らなかった。そういえばその頃に妻と出会ったのだ。もう20年になる。
2011/12/14
sosokiddy
辛口だけでは終わらない、ユーモアな視点に支えられた批評からは、天野さんの懐の深さがよく伝わってくる。優しい人だと思った。
2013/11/13
感想・レビューをもっと見る